LR→C1 写真の変化
Capture one(以下C1)を使わなくなってから結構経ちました。仕事でパソコンに転送するにはC1のほうが使いかって良かったので、使ってたのですがLightroom(以下LR)で満足のいく現像ができるようになってからは完全にLRに移行してました。
デジタルをフィルムっぽく現像するのに、どっちが楽ですかと言えばLRのほうが楽だとまだ思っています。C1は画像処理エンジンが違うことからコントラストが強いイメージがあって、デジタルらしさを減らす作業が困難だと決めつけていました。
僕のフィルムのイメージは、1つの完成した絵に対してさらに色を足していくイメージか、一枚別のレイヤーが上にあるというイメージです。デジタルでそれを行う場合は、一旦色味を抜いて慣らしていくような感覚を持っているのですが、C1は全てが尖っているので減らすのも一苦労(パラメーターに対して動きが弱いせい)です。
でも最近といっても昨日からですが、本格的にC1を再稼働させていくことにしました。理由はコントラストが強い写真が好きになってきたからという理由が1つ、もう1つがなんか感覚的に数週間触っていったらうまく現像できた気になってるからです(爆
一旦変化を見ていただければわかりやすいかもです。
右は今までのLRの現像です。左がちょっと頑張ってるC1の現像です。正直、並べると今までの現像も比べてみるとかなり良い気がしてます(オィ
あくまで並べるとなんですが、1枚で見たときの感覚はC1のほうが理想的なんですよね。
↑今までの現像
↑C1での現像
まぁどっちで現像しても基本的な好きな色って変わってないなという印象です。緑と空の色なんて違うソフト使ってるのにほぼ同じ色へアプローチしてますからね・・・。C1で現像したほうが、フィルム感は強く今は感じてます。それはハイライト部のイエローが強くなったせいかもしれないですが、実はこれをLRでしようとすると肌に乗りすぎて破綻してくるんですよね。ここが1番の違いかもしれません。
僕の理想とするものはデジタルの写りで、よく写りすぎないフィルムっぽい色味と質感なんで、C1のほうが”今は”適切かなと感じてます。めちゃくちゃ専門的な話をすると、LRで隠し味を入れている色はマゼンタです。C1ではイエローです。LRではフィルムといいつも実はデジタルっぽいなぁこれと思っていた要素を今回は消していく作業をしたのですが、ちょっとだけ上手くいっている感覚があるのでしばらくこれでやっていこうかなと思います。
0コメント