被写体様におかれまして

最近被写体をやりたいです。被写体を始めますという方もちょこちょこいて撮る側としては、嬉しい限りです。被写体をやるというのは、ある意味人とは違った一歩を進むように感じますが、僕個人として今の自分の保存、自分好き好きマンの爆誕とも言い換えられます。言い方で悪く捉えられるかもしれませんが、はっきり言って、、、

自分が好きって素晴らしいことです。

自分を自分で愛せることは、精神的にも強くなりますし、自己肯定にも繋がります。僕は身の回りで仕事で成功しているような方は、自分を自分でしっかり愛せてる方だと感じてます。自分に自信のないようなことをいう人、自分に自信があるという人、どちらに人としてついていきたいかと言われると後者です。時には、虚勢を張ることもあるでしょう。ただ、嘘や虚勢も後からついてくるタイプがこの自分を愛せる人たちだと思っています。


話がだいぶ逸れてしまったの「被写体様におかれまして」に話を戻します。僕が被写体さんと撮影の打ち合わせをするときに結構あるのが、服装のお話です。「服装は何がいいですか?好みはありますか?」と被写体さん側から聞かれることが多いです。僕は結構、「何でもいいです。お気に入りのお洋服で来てください。新しく買うとかはしなくて良いです。」と伝えることが多いです。

基本的に、特に1回目の撮影はこの回答をする場合がほぼです。というものまず被写体さんの趣味趣向やスタイルがわかっていない。かつ、最初は素が撮りたいという場合がほとんどだからです。それで失敗しないの?となっちゃいますが、正直失敗することもありますw。でもそれも含めの撮影体験だと思っています。1回目に関しては作品を作るというよりも撮影体験として両方のリズム感などが合うことの確認のために撮影することをメインとしています。

2回目の以降については、まず、僕じゃないカメラマンの方がよく撮れるなと思った場合は、お誘いすることは控えてたりします。具体的にいうと好きなテイストが合わないであったり、撮影のリズムが合わない、何なら宗教勧誘してくる(爆)です。2回目以降は作品撮りの傾向が強くなるので、服装についてもざっくりと「原色のがありがたいです」とか「肌を少し出せる服装でお願いします」とか「今回ふわっとした雰囲気なので、白ワンピあります?」とか具体的に聞いたりします。

まぁ本音を言えば、ミニスカ以外撮りたくないですが

まとめちゃうと、服装気にしないでください。僕が何かテーマ提案する際には、具体的にお聞きしてますということを言いたかっただけです。


次によくポーズの話を聞かれたりします。僕はどっちかというとボーッと突っ立ってくれる人が好きです。手や足で海外風のモデルさんまではいかないですが、それでもポーズとってくれる方は非常にありがたい反面、2回目をお誘いしたことはないです。手癖もそうで、顔の周りに手を持ってくる方は、個人的には難しいと思っています。

撮影の時には、「手癖お願い〜」ということは多々あります。「話違うじゃん」ってなるかも何ですが、手癖がない方にお願いすることがあるという感じです。ちょっと辛いなという方は、「顔の周りに手を持ってくるポーズを固定として持ってる方」です。モデル業をやってる方に多めですが、基本的に手を作ると顔が強ばります。そのせいもあって、力抜いてください〜だるーんってお願いしますーとオファー投げても、一瞬で手癖が復活します。

要するに「手癖」が本当に癖になってる方が、撮影してて表情固くて難しいなぁという印象です。僕が被写体してない人を優先的にオファーしてたりするのは、ここら辺のトラブルが少ないからだと思ってます。


あとはやっぱり写真が好きな人と作っていきたいなと思ってます。僕自身が2回目以降をお誘いしてる人は写真が好きな傾向が強いです。撮った写真に対して、ゴミやん!でもいいね!でも感情があるところが見える人が親しみやすいです。

じゃぁカメラマンもその被写体さんの写真好き好き表現しろよと反論いけそうですが、「⚪︎⚪︎さんが写ってくれたこの写真まじ天使!次もお願いします!きゅるりん!」っていうと絶対きもいって言われますよね。僕は撮影中に「あ、いいな」と思った時は「かわいい」「綺麗」連発するタイプなんで、それで相殺お願いします。はい。