クズと去る人間
カメラマンも被写体も人間力が大切という話をよくします。僕ができてない反面教師なので、本当にいると思っていただいて良いと思います。
さて、昨日久しぶりに撮ったことのない被写体さんからDMが来ました。詳しく言うと撮る予定だったが、メンタル崩壊やらなんやらでドタキャンされたケースでした。
まだ話を詳しく聞いてないですが、おそらく被写体活動をまた再開するという話かと思います。ここまで一年ぐらいの期間が空いてます。ツィートには「まだ繋がってくださってるカメラマンさんいますか?」という文言もあります。
ここで何を思うかと言うと、「あ、この人誰でもいいから再開にあたってカメラマンを探してる。ドタキャンしたことを無かったことにしている」でした。僕は幼少期からわりと大人に囲まれて人の顔色や何を思っているか考えて行動するタイプでした。いろんな経験をしてそれが、裏読みしまくるクズを爆誕させてしまったので、余裕でネガティブに捉えます。
これが自分が好きな被写体さん(人間)ならどうでしょうか。一度二度のドタキャンでその人を悪く捉えることはないはずです。仮にその時クソガッ!と思ったとしても一過性のものです。
であれば、やはり人間的な魅力って大事なんだなと思います。彼女には残念ながら信頼や歴史がないので、どうしてもネガティブに捉えてしまいます。今後どうなるやら。
話変わって、あるあるですがこういうこともありました。撮影2日前に「インフルでご迷惑かけるのでバラシお願いします」というキャンセル連絡。体調や病気は最優先ですので、快く次回お願いしますね!と返したその次の日、ストーリーには快活に遊んでる姿が掲載されてるわけです。
あほかと。
これがめっちゃ僕がヤバいカメラマンで粘着質なら、超攻撃の始まりでトラブルになります。正直この方は僕にどう思われてもいいorそもそも考えが足りてないなのかわかりませんが、無用なトラブルを招くなぁと。僕個人でいうと、めっちゃ悲しい(有給とってたので)ですが、理由が撮られたい気分じゃないという理由でも致し方ないと思ってます。
本音の話をすると、社会に出てまでそれをやってると確実に成功しないし失敗しかできない人に成り下がると思ってますが、後輩でもないので管轄外です。
信用は徐々に形成されるものですが、崩れるときは一瞬です。崩れても崩れたパーツがあるので治すことは可能ですが、しんどいですよね。写真も同じです。毎回いい写真が送られてくるカメラマンと3回に一回上手く行った写真が送られてくるカメラマンではどちらが撮影において信用度高いでしょうか。
ここまでの話で、じゃぁ撮られたくないからドタキャンするねと言われたら、まぁ仕方ないかなと思ってます。ただ専属で動いてもらってる人や僕が熱望してる方だけには首輪つけてでも連れて行きます(。あくまでそれができる関係値があるからと言うことと、他の被写体さんよりもドタキャンのダメージが強いからです。
今年に入ってから僕の周りだけでも被写体活動を終えた、終える人が10人いかない程度います。多いですよね。いつか撮ろうねといってた人も多くいて、理由は様々です。
結婚するや、受験、バイトが忙しくて、彼氏がダメだと。
個人的には、僕らカメラマンの程度の低さかなと思います。要するに趣味(没頭できる)ものに昇華させてあげれてないんですよね。
自分が好きなもの、趣味。それが自身以外の要因で崩れる程度であるということです。漫画が読むのが好き、アニメを見るのが好き、本を読むのが好き、カフェ巡りが好き。本当に好きなら第三者の介入や第三要因の介入で、高々月に数時間のものをやめてしまうと言うことは、それまでということです。また継続できないということも「楽しい」という感情を持続できる状況を作れてないからだと。
僕なら自分の好きなものは、どんな状況であっても、なんなら人に嘘ついてでも、偽装してでもやります。それが個人の自由であり自立だと思ってるからという建前でやっぱそっちのが楽しいからですね。自由サイドバンザイ。
兎にも角にも撮影体験を楽しいものに昇華させてあげれない僕らカメラマンの不徳のいたすところだと自認してます。自分の撮影を通しても本当に楽しいものにしてあげようみたいな熱量は一部的なものになってたなぁとお風呂入りながらぼーっと考えてしまいます。
この世はみんなクズばかり、たちが悪いのが本当にこの特殊な民族日本で楽しく生きていける人は自由な人だと思うこと。我慢しない人生の人ばかりが得をする地です。だから僕をできるだけ我慢しない。
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